爪先に火を灯す

Gameサブカル三昧なBlog

アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』雑感

見てみまスた、機動戦士ガンダム サンダーボルト
イメージ 1

大田垣康男氏原作のコミック>アニメ化、20分×4部作。
アニメ化されたのは、サンダーボルト宙域でのフルアマガンダムvsサイコザク戦まで。
冒頭チョイだけのサンプル版で視聴したときから、微妙なカンジでスた。

ざっと、4話まで見た感想=違和感
1年戦争"ガンダム"であるけど、そうでない。
子供色を排除した、『UC』に近いストーリーは原作通りなんでスが、
何かが他のと違う。

考えるまでもなく、やっぱりキモは音楽かと。
連邦軍側キャラ・イオのテーマであるフリージャズを汲んだ音楽構成なんでスが、
どーにも戦闘場面と合ってない、よな気がス >主観で
"ファースト"の映画版BGMのよに、気分が高揚しない。
『めぐりあい』編の冒頭、木馬vsキャメルパトロール戦にて、ガンダムvsムサイ=『III』最高潮
『Z』映画版BGMは、TV版BGMのリメイクもあって、そこそこ楽しめたんでスが。
オケ版『Z交響曲』は、もっと良い >"戦艦"は超格好良い >三枝さん最高
別作品でスが、『銀英伝』はオールクラシックなのに戦闘場面は盛り上がる >マーラー『復活』良い >選曲抜群◎
『サンダーボルト』劇中では、戦闘以外の音楽は、ほぼJazz >ダリル場面はPops
イオの戦闘場面=Jazzで、良かったんでないかと。
逆シャア』でも『Z』でも音楽はオケ使ってて、重厚な感がとても良かったでス。

チベ前方部からゲルググ射出されるディテール、MSミサイルのバックパック給弾や蜘蛛の子ミサイルの弾道軌跡、
動画技巧はホントに素晴らしい出来、近年稀に見る最高傑作とも言えるでス。
CGを使ってないMS戦闘はとても美麗なんでスが、盛り上がれず。
イオよりもジオン軍ダリル寄りな作りも、なかなかで。
悪/イオ、善/ダリル


イメージ 2
コミック原作には音が無い。
無音の作品に音をつけることが、どれだけ難しいか、身につまさせる作品でスた。


(c)創通・サンライズ